鎌倉大仏

鎌倉大仏は、像高約11.3メートルあり、高徳院というお寺の本尊です。「奈良東大寺の大仏」、「富山県高岡の大仏」とともに三大大仏といわれています。場所は神奈川県鎌倉市長谷にあることから、「長谷の大仏」ともいわれています。今では鎌倉を代表する名所となっており、鎌倉で唯一の国宝仏に指定されております。高徳院や鎌倉大仏は、いつ、誰が、なんの目的で作ったか分からない謎だらけの寺院です。鎌倉の大仏も、造った人物が誰なのかということも、資料が少なく、あくまでも「説」になっている状態です。発案者は源頼朝と言われております。奈良の大仏を見た頼朝が、鎌倉にも巨大な仏像を造ろうと考えたことが始まりという説です。700年という歴史を持つ大仏様を眺めているとゆっくりとした呼吸が聞こえて来そうな雰囲気を感じます。大仏様のゆっくりとした静かな雰囲気とは裏腹に、道の両側には軒を連ねるお土産屋さんがたくさんあり、焼きせんべいやソフトクリームのお店は行列が出来るほどの人気です。

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