衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第12巻より
2020年(令和2年)3月1日 ベストグループ道央・道南一日研修 ③
会社が潰れかけた時期が、四十一歳から三年間ありました。会社が潰れかけて、会社の財を全部、無くしました。その時に、「自分の心が汚くなったから潰れかけた」と気づいたのです。普通、会社が潰れかけた時にそのように思う経営者は、少ないと思います。
私たちは心に支配されているのです。心は四つあります。失敗者の心はネガティブで、黒い心です(鈍性(どんせい))。私は、会社が潰れかけた三年間、この鈍性の黒い心に支配されたのです。
一時的成功者の心は赤い心です(激(げき)性(せい))。赤い心の人は損得が強いのです。私は、「俺は偉い」と思って高慢になった時に、会社が潰れかけたのです。
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