衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第12巻より
2020年(令和2年)2月2日 ベストグループ関東一日研修 ③
そして、明くる年(四十九歳)の一月に「このグループは、私の特別なグループである」と言っていただいたのです。その年の四月に百二十五名をインドにお連れした時に、インドの愛する御方は「お前たちに使命を与える」と仰ったのです。
その使命とは、まず「世界で最初に命を発見するのは、日本人であろう」と仰いました。私はそれから五年かかって、命の存在が分かるようになりました。会社の経営をしながら、毎月一週間インドへ行き続けて五年かかったのです。
インドへ行き続けて五年目に、ベストの指針を創らせていただきました。ベストの指針には、この人間社会での生き方と、潜在能力の引き出し方が書いてあります。四十八歳から五年間、とても努力させていただきました。
インドでは窓のない小さな部屋の中で、ずっと努力させていただきました。気がついたら、ベストグループは少しは良いグループにならせていただきました。
善くない人は辞めていただいています。私は、善い人としかお付き合いをしないのです。会社でも同じではないですか。善い社員がいるから、立派な会社になるのでしょう。
社員さんが悪かったら、悪い会社になるではないですか。経営者が立派ならば、立派な方が集まるのです。経営者が悪かったら、悪い方が集まるのです。
私は、嘘をつく方は大嫌いです。時間の約束を守らない人、金銭の約束を守らない方、自分の言ったことを守らない方は、大嫌いです。だから、事業家時代に会社が潰れかけても立ち直らせていただいたのは、信用をなくさなかったからです。
もしも一緒にベストグループで学びたいという方がいるならば、社会で恥じるような生き方をしないで下さい。人は数ではなく、質です。そして人間性です。
人は数が多くても、人間性が悪いグループは良くありません。立派な人が集まれば、小さくても素晴らしいグループになるのです。
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