衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第12巻より
2020年(令和2年)2月2日 ベストグループ関東一日研修 ①
皆様、おはようございます。今日はクリスチャンの方もお越しになっています。イエスは「針の先ほどでも見えない存在を信じれば、瞬時に人を癒やすであろう」と仰いました。イエスは主(しゅ)と一つになられた、最高の存在の御方(おかた)です。
イエスがお生まれになった真の目的は、真理をお教えすることだと、聖書に書かれています。この宇宙の中は、損得、善悪といった二元でできています。ですから、見えない存在を信じる方や見えない存在を信じない方、幸せになる方や苦しむ方がいるのが、この二元の世界です。
二元の世界は、いつも良くなったり悪くなったりするのです。それは、心次第で揺れるのです。ですから、この二元の世界にいる限り、いつも心が一喜一憂するのです。
心を乗り越えた方だけが、幸せになることができるのです。あなた方は、その心に支配されているのです。この宇宙の外は、見えない存在を信じる方にしか理解できない世界です。
百のうち五未満の能力を顕在能力と言います。顕在能力とは、あなた方が今持っている能力のことです。この世の生き方しか学んでいない方は、百のうち五未満の能力しか発揮していないのです。
潜在能力とは、見えない存在を信じる深さによって、眠っている力が内面から出てくるのです。事業をしている方は、見えない存在を信じる深さによって、大成功させて下さるかも知れません。
見えない存在を信じない方は、目先で動くから、失敗もするでしょう。欲望が強い方は損得で動くので、痛い目にもあうでしょう。私は事業家時代に一度だけ、見えない存在を忘れた時に、どん底に落ちました。
よく考えると、その時は、命や見えない存在を忘れていたのです。その時に、あっという間に人心が離れていきました。人心が離れていくと、あっという間に会社が潰れかけていきました。
貯めた多額の会社のお金も全部、無くしていきました。それでも、私はお金の大小では揺れないのです。成功することもあれば、失敗することもあるでしょう。しかし、善悪の判断がつかなくなり、もう明日にでも潰れるかどうかというところまで落ちたのです。
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