衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より
2018年(平成30年)12月2日 ベストグループ中部見聞会 ①
皆様、おはようございます。私には最高の指導者がおみえになります。その方は想像を絶する御(お)方(かた)です。今まで地球上で、このような方はおみえにならなかったのです。その御方の御指導の下、二十五年間師事してきました。
その御方は六年前に肉体を脱ぎ捨てられました。命と体は別物です。ところが日本中の多くの方々は、「体イコール命」、「体イコール仏」と言っているのです。
「命がなくなっても生きられる。でも、お金がなかったら生きられないのよ」と子供に言うのが、今の親の教えです。つまり今の親は、体と命とでは、体の方が大事だと言っているのです。それは、今の親は命の存在を知らないから、「命よりもお金の方が大事」と言うのでしょう。
体は命の入れ物で、容器です。命が肉体に宿った時に、生命誕生と言われます。そして体から命が抜けた時に、医学的には「亡くなられました」と言われるのです。つまり、命が体から離れることを「亡くなった」と言うのです。
命が赤ちゃんに宿るのは、二カ月から三カ月の始めに、頭頂部からエネルギー体として細く入るのです。そして、命が背骨の九番から十二番に入った時に、エネルギー体が丸くなるのです。その時に心臓が動き出すのです。命が宿らなければ自然流産となるのです。
つまり、多くの方は命と体は同じだと思っているのです。しかし、命と体は別物です。その命の存在を忘れた時に、人間は苦しみが始まるのです。反対に、命の存在を学び出すと、人生が内面から変わってくるのです。
私はその命について、とても詳しいかも知れません。私はインドで二十五年間、学んできました。当時は会社の経営もしていましたが、それよりも「自分は何のために生まれたのかを知りたい」と思い、本当に努力してきました。
私は日数にして二千日以上インドに滞在して、少しは真理に到達させて頂きました。あなた方は『GOD』の意味をご存知ですか。『GOD』の意味も分からないで、「神様、神様」と言っている方が多いのです。
山に手を合わせて「山の神様」、木に手を合わせて「木の神様」、岩に手を合わせて「岩の神様」、水に手を合わせて「水の神様」と言っているのです。それも正しいでしょう。
では、神様とは一体どのような存在なのでしょうか。その意味も分からずに、神様を否定したり、認めたりしているのです。神様の意味を説明できないのに否定するのはおかしいと思います。
『GOD』の『G』とは、宇宙を創造する御方、この世の中を創った御方のことをジェネレーション(創造)と言います。『O』とは、肉体を維持、繁栄する御方をオーガナイゼーションと言います。最後に『D』とは、破壊する御方をディストラクションと言います。
創造し、維持、繁栄し、破壊する御方を総称して、『GOD』と言うのです。
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