衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第9巻より
2017年(平成29年)7月22日 ベストグループ甲信越見聞会 ③
ロックフェラーは世界のお金持ちでしたが、不安で堪らないということで、インドの高僧ヴィヴェーカーナンダのところへ行きました。ヴィヴェーカーナンダは「そんなお金は捨ててしまいなさい」とアドバイスをしました。
お金を捨てるのが勿体無いから、ロックフェラーは財団法人を作り、お金を寄付したのです。それで、ロックフェラーは「なんて心が穏やかになったのか。お金を得ても満足できない。平安な心が一番だ」と気づいたのです。
あなた方は物質の富を得るために頑張っても、得られないではないですか。どうして心の富を得ようとしないのですか。
心の富とは、平安な人生を歩むことです。つまり、心の中にある、見えない存在を信じた方が、心の富を手に入れることができるのです。
あなた方は恐怖心があるのです。「貧乏になるかも知れない」と思うことも恐怖です。心が貧しくなった時に物質的にも貧しくなるのです。
心が豊かになれば仕事も上手くいくのです。宇宙は見えない方が創られているから、見えない方を信じたら、見えない方の御力(おちから)によって、良くなっていくのです。
「心安らかに最高の自分を生きようではないか。心の平安は、お金では買えない。私たちは、造物主(創造の主)の存在を知っている。」
心の平安を手に入れた方は、この世の必要なものは手に入れることができます。
私はインドへ行って、私の愛する偉大なる御方にお会いしたその時に、「この方は宇宙を創られた主が直接お入りになった方だ」と信じたのです。私はもう泣き叫びました。私は昔から、目に見えない存在を信じる力を持っていたのです。
そしてインドに滞在して三日目に、「残された人生をこの方のために役立てよう。人類に人生を捧げよう」と決意したのです。
私は宇宙をお創りになった方のことを皆さんにお教えさせて頂くために派遣されました。真の幸せを手に入れるために生まれた方は、苦しみを経験してベストグループに参加されます。
そして、苦しみから乗り越えられます。幸せになるために苦しみを経験したのだから、同じ繰り返しをしないで頂きたいのです。ありがとうございました。
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